新元号対応一般知識(Windows)

2019年4月1日に新元号『令和』が公示され、5月1日実施が具体化しました。マイクロソフト社は、WindowsUpdateによりオペレーティングシステム内の設定を修正することにより新和暦対応をしますが、企業においては自動更新の不具合又は使用中のアプリケーションの親和性等により停止している場合が多いです。その場合5月1日以降の新元号対応は自動更新されず、和暦表示は平成のままです、その場合はレジストリを修正(追加)することにより、対応が可能です、また一般的には1年目は元年表記にする慣例もありますが、それもレジストリを修正することにより可能です。(Windows7 SP1以前のOSは未確認です。)

※注意 情報は2019年4月2日時点で知り得たものであり、今後マイクロソフト社より正確なアナウンスがあります。当情報は5月1日以前にアプリケーションの表示テストの実施に役立てるものです。 

新元号登録

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras] レジストリ パスに以下のエントリを追加します。
“2019 05 01″=”令和_令_Reiwa_R”

元年対応(初期値は1年)

Version 1809 およびそれ以前のすべての Windows については、「元年」は既定で OFF になりますが、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese] の InitialEraYear レジストリ キーを “元年” に設定することで有効にできます。

注: レジストリを変更する場合は、レジストリ設定を復元できるように、常に事前にバックアップを作成することをお勧めします。

詳細はMicrosoftサポート(2019 年 5 月の日本の元号変更に関する更新プログラム)を参照して下さい。https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4470918/updates-for-may-2019-japan-era-change