高品質アスファルト混合物 配合設計
耐久性の高いアスファルト舗装、国益に叶う設計思想から生まれた
ソフトウェアです。
1.ADcanシステム開発経緯
1967年 (昭和42年) に施工した中央高速道路府中舗装工事は、施工後25年経過し「供用性良好な舗装」として日本道路公団総裁から感謝状が贈られた、その舗装のできた理由は表層アスコンの配合設計方法にあると判断した。ここではその理由について詳細に述べています。ご覧下さい.
2.アスコン締固めと骨材間隙率(VMA)
アスコン供試体の締固めは通常マーシャルランマで行います。しかし,不十分な締固めなので,ここではジャイレトリコンパクタ(SGC)との締固めの比較の検討を行っています。この両者の締固めの違いについて詳細に説明しています。
3.ADcanシステム開発と計算方程式
ADcanの心臓はここに示した計算方程式です。アスコンの合成粒度からVMAが計算できので安全なアスコン配合設計が出来るのです。このことはアスコンの配合設計が計算で出来ることを意味するものであり,アスコンの配合設計は供試体を作製せずにパソコンでできることなのです。
4.ADcanシステムの計算イメージ(フローチャート)
1)設計イメージ
ADcanシステムの計算過程をイメージした計算流れ図です。
設計に必要な設計条件の設定から骨材選択,自動設計計算,評価コメントなど,設計の流れを図解したものです。ADcanシステムの計算イメージが解かり易く説明しています。ご覧下さい.
2)プラント設定イメージ
ADcanシステムでは「プラント設定」がすべて自動計算で設定できます。
何番のコールドホッパーにどの材料が入っているかの番号合わせを行い、ホットビンの所定の粒度だけを入力して、自動計算 ボタンの一押しで「プラント設定」ができます。計算イメージを解かり易く説明しています。ご覧下さい.
3)再生アスコン設計イメージ
ADcanシステムでの「再生アスコン」の設計について,再生骨材の抽出試験の整理方法から,システムに組み込まれた再生骨材の標準偏差データの設計採用方法など、再生アスコンの設計方法のイメージを解かり易く説明しています。
ご覧下さい.
5.特密粒度アスコン(13)の提案ー細粒アスコンについて
通常、国道・主要地方道以外の小型車だけが多い道路でも,密粒度アスコン(13)で設計されています.しかし,細粒配合が望まれる場合が多々あります。 「特密粒度アスコン(13)」は規格外ではありますが提案してみました.竣工検査の無い場所(復旧工事など)での利用をお薦め致します。
6.ADcanシステムでこんなことも出来ますよ!
ADcanシステムの開発にあたり 「このようなことが出来たら」 プラントでのアスコン製造現場で役立つ道具になるのかな----,との望みを夢見ながらシステム開発をすすめてきました.進めるなかでいろいろな現象のあることが解かってきました。ここで詳細に述べています。おもしろいことがありますよ,ご覧下さい。
7.ADcanシステムPR用パンフレットADcan-PRv01
ADcanシステムのPR用として作成したパンフレットです。
アスコン配合(Ascon Design)で色々なことが出来る(can)なので,このシステムを ADcanシステムと名付けました。ご覧下さい.
8.モンゴル・ウランバートルの体験記
当社技術顧問 早稲田大学理工学研究所客員研究員 郡司保雄 博士による体験記 モンゴル・ウランバートルでの技術支援時にADcanの根幹に当たる「VMA計算シート」を使い高品質の舗装技術をモンゴルに広めた体験記です。